2017年1月24日火曜日

韓国軍とベトナム

韓国がベトナム戦争時、
サイゴン(現ホーチミン)市内に韓国兵のための
「トルコ風呂」という名称の慰安所を設置し、
そこでベトナム人女性に売春させていたことが
2015年3月29日、米公文書で明らかになった。
韓国軍がベトナムで慰安所経営に
関与していたことが、
公文書として確認されたのは初めて。
韓国が朝鮮戦争時に慰安婦を
「第5種補給品」として部隊に
支給していたことはすでに知られているが、
外国であるベトナムでも慰安婦を
運用していた実態がうかがえる。
 文書は米軍からベトナム駐留韓国軍最高司令官、
蔡命新将軍に宛てたもので、
日付は記載されていないものの
1969年ごろの通報とみられる。
韓国陸軍幹部らによる米紙幣や米軍票などの
不正操作事件を説明したもので、
その調査対象の一つとして
「トルコ風呂」が登場する。
 その中で米軍は、
ベトナムの通関当局と連携した調査の結果として
「トルコ風呂は、韓国軍による
韓国兵専用の福祉センター(慰安所)」と断じた。
また、その証拠として
韓国軍のスー・ユンウォン大佐の
署名入りの書類を挙げた。
 その上で確認事項として
ベトナム人ホステスがいることや、
「売春婦は一晩をともにできる。
料金は4500ピアストル(38ドル)。
蒸気風呂とマッサージ部屋は泊まりの際の
あいびき部屋として利用できる」ことなどを
指摘している。
 この米公文書は、週刊文春(4月2日号)で
TBSの山口敬之ワシントン支局長が
最初に発表した。

ライダイハン問題 
1960~70年代のベトナム戦争で、
韓国は米軍以外では最大規模の延べ
30万人以上を派兵した。
そして、韓国人兵士は戦争難民だった
ベトナム人女性を暴行したり、
強引に慰安婦にしたという。 
悲劇の結果、
韓国人男性とベトナム人女性との間に
生まれた子供は「ライダイハン」と呼ばれている。
ベトナム語で「ライ」は混血、
「ダイハン(大韓)」は韓国を意味する蔑称。
3000人とも1万5000人ともいわれる
ライダイハンは、ベトナムで差別されている。

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