朴氏の失職に伴い、大統領選は
本来の12月から大幅に前倒しされ、
60日以内に実施されることになった。
韓国メディアは大統領選の日程について
5月9日を有力としている。
韓国の世論調査機関「リアルメーター」が
今月9日に発表した調査では、
最大野党「共に民主党」の
文在寅(ムン・ジェイン)前代表が36・1%で1位、
大統領代行を務めている
黄教安(ファン・ギョアン)首相が14・2%、
共に民主党所属の
安煕正(アン・ヒジョン)忠清南道知事が
12・9%で続いている。
この文氏だが、なかなか厄介な方だ。
文氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で
大統領秘書室長を務めていた2007年、
国連の北朝鮮人権決議案が採択される前に北朝鮮の意見を求め、
韓国の決議を棄権させていたことが
当時の外交通商相の回顧録で暴露された。
さらに、大統領に当選したら米国より
「北朝鮮に先に行く」と発言したこともある。
「親北」というより、「従北」という存在だ。
そして
韓国が不法占拠を続ける島根県の竹島(韓国名・独島)に
上陸した経験もある。
文氏が大統領になることで、北朝鮮主導による
朝鮮半島の「赤化統一」や在韓米軍の撤退の恐れすら
指摘されている。
拓殖大学の荒木和博教授は
大統領選の行方について、
「昔であれば、北朝鮮が何か挑発行動をすれば、
保守層に傾く『左翼バネ』が働いていたが、
今の若い人には通用しなくなっている。
保守派にはこれといった候補もおらず、
文氏当選の可能性が高いだろう」として、
文氏が大統領になった後の韓国を次のように予想している。
「米韓関係も悪くなるし、
日本からすれば韓国に何を言っても
話し合いができなくなるのではないか。
左翼の労働組合などがやりたい放題になり、
朝鮮半島全体が『学級崩壊』状態になる可能性がある。
北朝鮮と同じく、国際社会から
孤立する道に歩み出すかもしれない」
今回の選挙は時期的に見ても
本当に重要な選挙となると思っています
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