【ポイント】
●日本海、北西太平洋および南シナ海等に面する
国・地域においては、毎年6月から11月頃まで
台風シーズンとなっているため、
関連の情報には十分留意してください。
【本文】
1 日本海、北西太平洋および南シナ海等に面する
国・地域においては、毎年6月から11月頃に
台風が接近または上陸しており、
強風や大雨のみならず、場合によっては
洪水・土砂崩れ等による人的・物的被害のほか、
各種交通機関の混乱等をもたらすおそれもあります。
2 気象庁の統計によれば、
昨年はこれらの国・地域において
年間27個の台風が発生し、
その際の暴風雨・洪水等の影響により、
死傷者や建造物損壊等の被害が発生しました。
2013年11月には、台風30号(フィリピン名:ヨランダ)が、フィリピン中部のビサヤ地方に上陸し、
暴風・高潮等により、死者約6,000人、
負傷者約28,000人等、甚大な被害をもたらしました。
3 つきましては、
台風による被害を受ける可能性がある
日本海、北西太平洋および南シナ海等に面する
国・地域に渡航・滞在を予定している方は、
下記の関連ウェブサイト等を参考に
最新の台風情報や現地の気象情報の収集に努め、
台風による被害が予想される場合には
渡航・外出を控える、又は日程・移動経路若しくは
訪問地を変更する等、災害や事故に
巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
既に滞在中の方は、台風による被害に備え、
懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくほか、
飲料水・食料を備蓄し、家族等に緊急の連絡先を知らせ、
事前に避難場所を確認するとともに、
必要な場合には安全な場所に避難する等の
安全対策を講じてください。
また、台風通過後も、地盤の緩みに伴う土石流など、
予測できない複合的な二次災害が
発生する可能性もありますので注意してください。
4 万一災害に巻き込まれた場合は、
現地当局が発表する警報・指示等に従って
安全確保に努めるとともに、
ご自身の安否等の状況について
日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・
総領事館・領事事務所または
公益財団法人日本台湾交流協会(台北・高雄)等に
連絡してください。
5 海外渡航の際には万一に備え、
家族や友人、職場等に日程や渡航先での
連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は、
大使館又は総領事館等が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張などの際には、
渡航先の最新安全情報や、緊急時の大使館又は
総領事館等からの連絡を受け取ることができるよう、
外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )
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